きゃんの日記

ゆるーく備忘録

某企業研究所のサマーインターンに参加した記録。

いまさらやけど。 せっかくの経験なので、忘れないうちに記録します

はじまり

おそらく誰でも聞いたことのある自動車メーカーの子会社の企業研究所

わたし個人の話、 バイト先の知り合いはウェブ関係の企業のエンジニアが多い(きがする)し、大学の知り合いはメーカーでSEをしている人ばかりな(きがする)ので、 これまであんまり研究職は頭になかったのですが、研究室のボスの勧めでエントリーしました

そして、募集してたテーマが私の研究内容にドンピシャで。就職活動だけじゃなくて純粋に勉強になりそうだなってのもあって惹かれました

選考

書類だけ。どんな研究をしているのか、どんな知識や学習経験があるかを書くだけ。
えっ自己PRとかないの?え!って感じでした

エントリー締切ギリギリにエントリーして 1週間後くらいに通過のメールがきました

面接とかが無いから、選ばれても「ほんとにいいの?」っていうのが正直なきもち

内容

お盆明け〜9月中旬の三週間のインターンシップ 。30個くらい用意されたテーマの中から参加したいものを選ぶスタイル

わたしは希望通り、研究内容に近い自然言語処理関係のテーマで参加させていただきました

インターン

初日

愛知県の企業なのですが初日の感想は「名古屋の人いいひと」

あと、大手企業やからしょうがないのかもしれないけど
みんなわりとスーツ

わたしなんて私服やし髪の毛ちゃいろいしピアスしてたしネイルしてたので
初日仲良くなったインターンの他の女の子に「ヤンキーやん」って言われました

インターンのなかまたち

インターン生はぜんぶで22人くらいやったかな?

全員理系で、いるのは高専生か修士か博士かで、ふつうの企業のインターンシップじゃなかなか感じられなさそうな居心地の良さでした

生活

遠方からの人には住むところを用意してくれます 交通費も出してくださりました

お昼は社員食堂のごはんが無料!毎日6個くらいメニューがあったかな
朝食夕食代もでます
お給料はでません

毎日8:30〜17:30で昼休憩1時間
わたしは勤務先から電車で3駅くらいのウィークリーマンションだったので
毎朝6時起きでした!健康的!!

私が入れていただいた部署はみんなデスクのPCに向かっているような
ほぼ大学の研究室みたいなところ

8時間ずーっと座って自分の作業
たまに担当の指導者さんとミーティング
ほんとに働いてる感のない生活でした

普段ぜんぜん研究しないくせに、研究しだしたら面白く感じてしまうタチなので
それだけでも楽しかったです

ただ研究するだけなら大学と同じやん!って思うと思うのですが
研究職のかたが指導者として正しい研究のすすめかたを指導してくださったのが非常に印象的でした

3週間しかない時間で
サーベイ→実装→改善→クラウドソーシングで実験→考察→口頭発表
というフルコースを体験できました

だいたいこの一周で研究者はひとつの論文を書くのかなあというイメージなのですが
毎日8時間集中すれば3週間でここまでできるのかと驚きました笑

研究者のみなさん

研究職ってあんまり想像できなかったけど
自分の研究が好きなら、こんなに幸せな仕事ってないなあと。。

まあ、実際に働くことになったとしたら、もっとうまくいかないことも多いのでしょうが。

社員のみなさんは基本的に楽しそうに働いてはるように見えました
自身の研究以外にも、大学の研究室と同じように論文読み会をしてはったり
勉強会とかもあったり
研究分野への愛が溢れてるかんじがしました

あとザ優良企業なので
入社からずーーっと何十年も働いてるよって人が多かったです

びっくりしたのが、昇格はするけど降格っていう概念がないとか

そんな制度やったら、私なら昇格すればするほどさぼっちゃいそうです笑

研究以外のこと

インターンの同期は全員部署が違うので
本来初日と最終日以外関わりはないのですが
何度か飲み会したり、土日に名古屋港水族館行ったりしてるうちにめちゃくちゃ仲良くなれました

全国いろんなところから集まっていたのでまた全員で集まるのはむりかなあ ちょっとさびしい

イルカがかわいすぎた、たのしい1にちやった。インターンも半分終わって残り2週間弱。さびしい。

まとめ

3週間、とってもとっても充実してました

私は個人的に日系大手企業にあんまり惹かれなくて(お硬いイメージ…)
研究職がどんなかんじかわかればいいや!と
はじめはあんまり企業自体に興味は無い状態だったのですが 実際に働いてみると素敵な環境でした

おまけ

びっくりしました

またいつでもいけるやん!